耳管機能検査見学のため杏林大学病院へ行ってきました。

 当院では耳管機能障害が疑われる患者さんに対して積極的に耳管機能検査を行っております。ただ、耳管機能検査の結果解釈はとても難しいです。
 耳管機能検査の中のTTAG法(耳管鼓室気流動態法)は特に検査が難しく、少しでも体動があれば正しい結果が出なくなります。当院でもなかなか綺麗な波形がでず、長時間患者さんに協力して貰うこともあり、一度専門家の検査方法を見学したいと考えておりました。
 今回、ご縁もあり耳管機能検査の論文や雑誌を多く執筆されている先生がいらっしゃる杏林大学病院へ見学に行く事ができました。目から鱗の情報が多く得られ、明日からすぐに、この東海村の地で、多くの患者さんにそれが還元できると思います。

より正確な耳管診療が出来るように、日々精進していきたいと思います。