当院では耳鼻咽喉科領域、皮膚科領域のアレルギー検査、治療を行います。
主な疾患
- 花粉症
- 蕁麻疹
- 接触皮膚炎(かぶれ)
- 金属アレルギーなど
花粉症、アレルギー性鼻炎治療
当院では花粉症、アレルギー性鼻炎の治療を薬物療法、手術療法、アレルギー免疫療法を提案することが出来ます。
薬物療法としては抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、点鼻噴霧ステロイド剤を使用します。抗ヒスタミン薬は眠気を副作用とする代表的な薬の一つです。治療効果と眠気のバランスを考え薬を調整します。
薬物療法に治療抵抗性のある方や、内服薬の量を減らしたい方は手術療法を勧めます。具体的な術式は下鼻甲介レーザー治療、鼻中隔矯正術(内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型)、粘膜下下甲介骨切除術(内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型)となります。詳細は手術相談外来をご参照下さい。(※当院では後鼻神経切断術は施行しておりません)
ご希望の方にはアレルギー免疫療法を提案します。アレルギー免疫療法とはアレルギー反応を起こす物質を体内に徐々に入れていき、体をそのアレルギー物質になれさせてしまう方法をいいます。以前は注射で行っていましたが、2015年に舌の下に薬を入れて治療を行う舌下免疫療法が登場しました。 現在、我が国ではスギ花粉症、ダニアレルギーの舌下免疫治療が可能です。治療期間は少なくとも3年以上となります。
患者さんの生活環境・社会的な状況により、患者さんにとって最も良い治療方法は異なります。しっかりお話したうえで治療方針を決めていきましょう。